コンクール審査員 パート2

今日二日目の審査員をやって来ました。

小学校の3年生から6年生のダンサーたちの審査です。
皆さんとても真剣に取り組んでいて、一生懸命な様子に若いエネルギーを感じました。

しかし、最近の子供たちはスタイルが良くなりましたね。
驚くほど手足が長く、顔も小さく、昭和30年代初頭に生まれた私の世代には考えられないプロポーションの子供たちが沢山いました。
 しかし、まだ小学生、自分の手足を自分で使いこなせていない印象を受けました。手足に軸が振り回されてコントロール出来ていないんですね。
やはり、お腹、背中の体幹のトレーニングは必要だと痛感します。
そこで指導者の問題があると思います。こういった時期にはあまり高度なテクニックは要求せず、基礎をキチンと習得させた方が将来的にその生徒さんの上達につながるのではないかと思いました。

 もう一つ、今日も小学校6年生で、すでにヴァリエーションだけは完成しいる、小さな大人のような踊りを披露した人が何人かいました。表情もテクニックもとても上手なのですが、私にはやや指導者が作り込み過ぎているように感じました。おそらくとても細かいご指導なさっているのだとおもいます。
それはそれで、コンクール的には高い得点を獲得できるので悪い事ではないと思いますが、あまり指導者が作り込み過ぎないで、ダンサー本人が役柄を理解した上で自然に出る表情が大切だと思います。
バレエの基礎トレーニングとは技術的な事だけでなく、表現者としての心のトレーニングも必要だと思います。

 長時間の審査は公平を期するため、ずっと気を張っていなければならないので大変ではあるのですが、参加者の皆さんからバレエが大好きという事がとても伝わって来て、バレエ業界に携わる人間としてはとても幸せな時間でした。


コンクール審査員


3月30日にバレエコンクールの審査員をやってきました。

私が審査したのは、中学生と高校生以上の皆さんでした。
このコンクールの審査員を務めて5年くらいになるのですが、毎年レベルが上がっているように思います。
若い人たちが一生懸命頑張っている姿を見る事はとても気持ちの良いものです。

しかし、少し懸念している事があります。
皆さんとても良く飛んで、回ってイキイキと動くのですが、クラシックバレエを踊る事と音楽に合わせて身体を動かす事は根本的に違います。
今求められている事は、ただ高くジャンプする、たくさん回転する事ではなくて、その質が大切だと思います。
正しいポジション、正しいフォーム、正しい着地、バレエは運動能力よりも正しく美しく踊る事が大切です。
もう一つ、演目の内容に合った表現の仕方が大切だと思います。同じピルエットでもオディールとオデットのピルエットは違うはずです。その辺りの解釈が難しいと思いました。
また、年齢に相応した演目を選ぶ事も大切だと感じました。
やり過ぎてもいけないし、足らなくては観客に伝わらない。身体能力と共に表現者としての感性が今のコンクールでは問われているんではないでしょうか。

審査員をやっていつも思う事なのですが、バレエはやはり奥が深いですね。
今日は7時間の審査でしたが、明日も5時間頑張って来ます。


ホームページをリニューアルしました。

あまり活用されていなかった旧ホームページをリニューアルしました。
今後は新ホームページに色々な情報を載せて行きたいと思いますので、どんどん活用お願いします。

ブログには高谷の活動状況や、レッスンの様子、それに付随するバレエの情報などを載せたいと思います。
少し私感が入ると思いますが、お閑な時にご覧になって下さい。