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スタジオ紹介

高谷バレエスタジオのこれまでの歩み、教育方針をご紹介します。

スタジオの歩み

岡山県の現代舞踊の草分け的存在である高谷芳夫が1948年(昭和23年)に高谷創作舞踊研究所として設立。高谷芸術舞踊団を組織し、公演活動を重ねる。以後約2年に1回の割合で発表会を開催。
1998年に代表を高谷大一に譲り渡し「高谷バレエスタジオ」としてリニューアルオープン。同年にスタジオ創設50周年記念発表会を開催。
発表会の他に国際交流公演、岡山バレエ連盟合同公演、岡山県・岡山市の芸術祭を始め、国体オープニングイベント、国民文化祭、倉敷市の国際交流公演などにも参加。

スタジオの教育方針

クラシック・バレエの厳格な基礎運動を基にレッスンは行われます。
発表会では古典の作品と同時に、モダンダンスの表現方法やテクニックを取り入れて、時代に即した個性豊かな作品を創作しています。
また、感受性豊かな子供たちの創造性、情緒性などを身体能力の向上と共に育成していく事に重点を置いています。
現在、当スタジオ出身者は、国内外のバレエ団、宝塚歌劇団などで活躍しております。

『厳格なバレエの基礎と自由な発想の個性豊かな作品』がスタジオの基本姿勢です。
満3才から成人まで、男女問わずご入会いただけます。

《創設者》 高谷芳夫

戦前は新宮博に師事、戦後は日本モダンダンス界の第一人者、江口隆哉に師事、基本運動、創作理論、創作法など習得。昭和21年青陸高校の講堂で独舞会を開く。舞踊家としての一歩を踏み出す。師の助言により研究所を県下9カ所に開設、精力的に舞踊芸術の普及に当たった。
また岡山県社会教育課の課外講師として県下の工場、会社等で公演活動を重ねる。

一方、地方にあって当時誕生したばかりの岡山放送劇団、合唱団、交響楽団やファッションショーなど、アマチュアの文化団体とも共演し、新聞社、放送局等主催の文化事業にも参画、斬新なアイディアによる総合舞台を企画した。舞踊以外の文化団体育成にも力を入れ、岡山県戦後の文化振興の先駆者的役割を果たした。

また、美的感覚と合理的運動を取り入れた指導法は、高等学校、大学関係者にも受け入れられ、県下高等学校では講習会、研修会、発表会の講師、大学ではダンス部の講師、非常勤講師講師等、永年岡山のダンス教育の発展に尽力した。また社団法人現代舞踊協会設立と同時に会員となり、中国地区評議員に就任、山口、大阪、広島等の公演に積極的に作品を出品した。
代表作として、岡山県芸術祭中心公演「黄花」、県記念公演には「愛像」、岡山市芸術祭には「蛇ヶ淵物語」岡山放送局当時の「藤の夢」などがある。
倉敷市自主文化事業協会の専門委員、倉敷市音楽祭企画委員、倉敷市文化連盟理事など歴任。
昭和53年、倉敷市文化連盟賞受賞
平成元年、文化庁 地域文化功労者文部大臣賞受賞
平成6年、岡山県芸術祭30周年記念公演「ザ・モダン・ダンス」芸術祭賞受賞


高谷暎子

創設者高谷芳夫の第1期生。昭和20年代からの高谷芸術舞踊団で活躍。
高谷創作舞踊研究所の創設メンバー。以後高谷芳夫作品の主要パートをすべて踊る。
クラシック・バレエを小牧正英に、モダンダンスを江口隆哉に師事。高谷創作舞踊研究所の後期の中心的存在で作品を多数発表し、後進の指導にあたる。

■主な出演作品
岡山県芸術祭中心公演「黄花」/岡山県芸術祭記念公演「愛像」共に高谷芳夫 演出・振付